第34回カーラチャクラ灌頂伝授 初日

第34回カーラチャクラ灌頂伝授 初日

2017年1月11日

インド、ビハール州 ブッダガヤ:ダライ・ラマ法王は早朝にナムギャル僧院の法王公邸を出られ、4時間半かけてカーラチャクラ灌頂を授与するための準備の儀式を行なわれた。会場には95カ国から推定20万人以上の人々が集まっていた。今日は、最初に壇上で日本人グループが『般若心経』を日本語で唱え、続いて英米人のグループが英語で『般若心経』を唱えた。法話を始めるにあたって法王は、「生きとし生けるすべてのものが幸せを望み、苦しみを望んではいません」と述べられ、「私たちには一切有情を苦しみから救うために悟りの境地に至るという責任があります。たとえ最初は真似事のようであったとしても、菩提心を培おうという熱望を持つことが大切なのです」と語られた。

カーラチャクラ灌頂の序会
カーラチャクラ灌頂の序会
2017年1月10日
インド、ビハール州 ブッダガヤ:ダライ・ラマ法王はカーラチャクラ堂に向かわれる前に、オーストラリア軍の元従軍記者であったマイケル・ウェア氏からナショナル・ジオグラフィック・テレビのインタビューを受けられた。法王が60年に及ぶ深い修行の結果として、怒りと執着の感情はほとんど乗り越えたと思うと言われたことに対し、ウェア氏が、「ご自身の故郷にさえ執着はありませんか?」と質問した。法王は「600万人のチベット人たちが幸福かどうかについては以前よりさらに気にかけています」と答えられた。また、「チベットは消えたのではないか」との意見に対しては、特にチベット人の強い精神性とチベットの伝統文化に基づく生活様式が今もなお高められつつ生きているという事実について語られて、それを否定された。
モンゴル寺院ご訪問とカーラチャクラ灌頂の奉納舞踊
モンゴル寺院ご訪問とカーラチャクラ灌頂の奉納舞踊
2017年1月9日
インド、ビハール州 ブッダガヤ:ダライ・ラマ法王は今朝、落慶法要を行なうためにガンダン・テクチェンリン寺に向かわれた。ガンダン・テクチェンリン寺は、ブッダガヤに新しく建立されたモンゴル寺院である。法王は、僧院長の出迎えを受けて階段を上られると、正面扉の前でリボンをカットされた。ガンダン・テクチェンリン寺には、600人のモンゴル人僧侶と1,200人の一般のモンゴル人が集まった。ガンダン・テクチェンリン寺の僧院長は、モンゴル人の僧侶と在家信者を代表して、法王が落慶法要のための時間をつくられたことに謝意を表明した。そして、モンゴルで仏教が花開いてから20世紀に厳しく規制されるまでの経緯を語った。
第34回カーラチャクラ灌頂前行法話 最終日
第34回カーラチャクラ灌頂前行法話 最終日
2017年1月8日
インド、ビハール州 ブッダガヤ:今朝、ダライ・ラマ法王がカーラチャクラ尊の自生起と前行法要の儀式を終えられると同時に、カーラチャクラの砂マンダラ制作も完成した。金剛阿闍梨の代理を務めるタムトク・リンポチェは、砂マンダラの周りに10本のプルパ(金剛橛)と灌頂に用いる水が入った10個の水瓶を配置した。昼食後、カーラチャクラ灌頂伝授会の会場に戻られたダライ・ラマ法王は、『入菩薩行論』のテキストの解説を再開された。法王は今勉強している禅定についての第8章は、利己的な態度がもたらすさまざまな過失について述べたものであることを参加者に説明された。
第34回カーラチャクラ灌頂前行法話 3日目
第34回カーラチャクラ灌頂前行法話 3日目
2017年1月7日
インド、ビハール州 ブッダガヤ:ダライ・ラマ法王は今朝、昨日に引き続きカーラチャクラ灌頂のための前行法要を行われた。灌頂が終わるまでこの法要は毎日続けられる。砂マンダラも完成間近となった。前行法話が始まると、法王は次のように述べられた。「釈尊は縁起の見解を説かれました。それから約2500年が経った今も、その教えは生き続けているだけでなく、毎日の生活に役立つものとなっています。仏陀の教えとは煩悩に打ち勝つことであり、その目的を達成するためには、空の理解、つまり、すべての現象は私たちの目に映るように存在しているのではないということを理解することが鍵となります」
 

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2017年2月5日 インド、ニューデリー / タルカトラ・スタジアム:ダライ・ラマ法王が、ヴィディヤローク(Vidyaloke)の主催により、古代インドの遺産である智慧、知性、精神性への好奇心を再燃させるため、「現代インドに古代インドの智慧の復興を」と題して一般講演を行われる。ウェブサイト:www.vidyaloke.in

2017年3月12日午前 インド、ダラムサラ / ツクラカン:ダライ・ラマ法王による『ジャータカ』(本生譚)の法話会が行われる。

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