インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
カトリック教会の頂点に立つローマ教皇フランシスコの逝去を受けて、ダライ・ラマ法王は、駐印ローマ教皇大使レオポルド・ジレッリ師に書簡を送り、哀悼の意を表明された。書簡の中で法王は、フランシスコ教皇の精神上の弟たち、妹たち、そして世界中の信徒たちに向けて、次のような祈りとお悔やみの言葉を捧げられた。
「フランシスコ教皇は、他者への奉仕にひたむきに取り組まれました。ご自身の行動によって、シンプルでありながら意義のある生き方を示してこられたのです。私たちが教皇に捧げることのできる最高の敬意は、心の温かい人になること、どこにいても、どのような形であれ、人のために尽くせる人になることです」
「祈りをこめて」と記して、法王は書簡を結ばれた。
ここダラムサラのチベット寺院ツクラカンでは、チベット人コミュニティによる追悼式が行われている。