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自然環境について

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もし教育と報道に特別な責任がある分野があるなら、それは我々の自然環境だと私は信じています。この責任とは、正しいか間違っているかという問題ではなく、生き残れるかどうかということに関係しています。自然界は我々の家です。かならずしも畏怖すべきものや神聖なものではありません。単に我々が住む場所です。

サンドペルリ僧院からレー渓谷を眺められるダライ・ラマ法王。2016年8月7日、インド、ジャンムー・カシミール州ラダック地方(撮影:テンジン・チュンジョル、法王庁)

そのため、私たちは自然を大切にしなければなりません。これは常識です。しかし、ごく最近に至るまで、人口数や科学技術力が自然に直接影響を与えるような情況にはなりませんでした。別の言い方をすれば、今まで母なる地球は、我々のだらしない生活習慣に耐えてくれましたが、今では、地球はそれを黙って受け入れることができない状態にまで達してしまっています。環境破壊によって起きた諸問題は、私たちの無責任な態度に対する地球からの答えだと考えられます。地球の忍耐力にも限界があるということを私たちに警告しているのです。

現在のチベット以上に、私たちの自然環境に対する関わりかたの失敗を明らかに示している場所はありません。私が育ったチベットは、野生動物の楽園だったと言っても誇張ではありません。20世紀中頃までにチベットを訪れたすべての旅人もこのことに気づいていました。

農作物が育たない僻地を除いては、動物を狩猟することはほとんどありませんでした。実際、野生動物を保護する声明を出すことが政府役人の毎年の慣例であり、「水中や野生の生物を傷つけたり痛めつけたりすることは、身分の上下にかかわらず誰もすべきではない」と述べられていました。例外はネズミとオオカミだけでした。

若い頃、ラサの外を旅する時はいつでも、とても多くの種類の動物を見ることができたことを思い出します。私は4歳の時にラサでダライ・ラマとして正式に即位しましたが、チベット東部にある生まれ故郷タクツェルからラサに向かうチベット横断の3か月の旅の主な思い出は、道中に出会った野生動物たちでした。

おびただしい「キャン」(野生のロバ)や「ドン」(野生のヤク)の群れが大平原を自由に歩きまわっていました。臆病な「ゴワ」(チベットガゼル)、白い唇の「ワ」(シカ)、威厳のある「ツォ」(アンテロープ)の輝く群れも時々見ることができましたし、草原地帯に集まる「チビ」や「ピカ」と呼ばれる小動物にも魅了されたことも覚えています。とても人なつこい動物たちでした。私は鳥を見るのも好きでした。凛々しい「ゴ」(あご髭のあるワシ)が寺院の上を滑空し、山の中で羽を休めていたり、「ナンバル」(雁)の群れを見たり、時には「ウクパ」(長い耳のフクロウ)の鳴き声を夜に聞くこともありました。

ラサですら、自然界から切り離されているような感じはありませんでした。ダライ・ラマの冬の宮殿であるポタラ宮の最上階の私の部屋から、壁の裂け目に巣を作っていた赤いくちばしの「キュンカル」の習性を観察しながら何時間も過ごしました。夏の宮殿であるノルブリンカの裏では、「トゥン・トゥン・アパネス」(黒い首の鶴)のつがいや、湿地帯に住み、私にとっては上品さや優雅さやの典型であるような鳥たちをよく見ました。いうまでもなくチベットの動物たちで最も壮観なのは、普通の農民たちが恐れる熊、山ギツネ、「チャンキ」(オオカミ)、「サジク」(美しいユキヒョウ)、「テシク」(オオヤマネコ)、チベットと中国の国境に生息する優しい顔をした「トムタ」(ジャイアントパンダ)です。

悲しいことに、この豊かな野生動物たちはすでに見ることができません。狩猟も原因の一つですが、主な原因は生息地の生活環境が失われたためで、チベットが占領された後の半世紀の間に、残された動物の生息地は以前のほんの僅かしかなくなってしまいました。私が話したチベット人で、三、四十年ぶりにチベットを訪れたすべての人が例外なく、野生動物がほとんどいなくなってしまったと報告しています。以前は野生動物が家に近寄ってくることがありましたが、今ではどこにも姿を見ることができなくなってしまいました。

同様に問題なのは、チベットの森林破壊です。昔はすべての丘が深い森におおわれていましたが、チベットに戻った人々の報告によれば、今では僧侶の頭のように丸坊主になっています。中国西部のひどい洪水被害の原因の一部が、チベットの森林破壊にあるということを北京政府ですら認めているのです。それにもかかわらず、チベットから東に向かって一日中絶え間なく木材を運びだすトラックの列が続いているそうです。チベットの山がちの地形と厳しい気候を考えると、これは非常に悲劇的な状況です。これは、植林をしたとしても、持続的な手入れと管理が必要であることを意味していますが、残念ながら、そのような政策がとられている形跡はほとんどありません。

このことは、我々チベット人が意図的な自然保護活動家であったと言っているのではありません。我々はそうではありませんでした。公害と呼ばれるような発想が単に我々にはなかっただけです。その点ではむしろ我々は甘えていたということを否定できません。少ない人口の人々が、綺麗で乾燥した空気と大量の澄んだ山水がある広い地域に住んでいました。我々チベット人が亡命した際、例えば水を飲むことのできないような小川があるということに気づいて驚いたことなどは、この清潔さに対する無邪気な態度を意味しています。まるで一人っ子のように、我々が何をしても母なる地球は私たちの態度に耐えていたのです。その結果、我々は清潔さや衛生に関する正確な理解を持っていませんでした。人々はよく考えもせずに道で唾を吐いたり鼻をかんだりしていました。これに関しては、ダラムサラにある私の住まいのまわりにある巡礼道を毎日右遶しに来ていたかつての警備員で、カム地方出身のある老人を思い出します。不幸にも彼は気管支炎にひどく苦しんでいました。彼が持っている線香のせいで悪化していました。そのため、曲がり角ごとにひどく咳をして痰を吐くために立ち止るので、彼はお祈りに来たのか、唾を吐くためだけに来たのか、私にはわからないほどでした!

長年の間、亡命地に初めて到着して以来、環境問題に大変関心を持っています。チベット亡命政府は、この壊れやすい地球の住民としての責任感を子供たちに教えることに特に注意しています。そして私も、機会があればいつでも、この課題についてためらうことなく意見を述べるようにしています。特に、環境に影響を与えることで、我々の行動が他者にどのような影響を与えるかを考える必要性をいつも強調しています。これが正しいかどうか判断するのはとても難しいことを認めます。たとえば、森林破壊が、土や地域の降雨に対して最終的にはどのように影響するか、ましてや地球の気候システムにどう連動しているかを確実に言うことはできません。唯一明らかなことは、我々が知っているように、我々人類だけが地球を破壊する力を持っている種族だということです。鳥も、昆虫も、他の哺乳類も、そんな力は持っていません。しかし、我々が地球を破壊する力を持っているなら、守る力も持っているはずです。

重要な点は、自然を破壊しない生産方法を見つけることです。木材や限られた天然資源の使用を減らす方法を見つけなければなりません。私はこの分野の専門家ではありませんし、実行する方法を提案することはできません。私がわかっていることは、必要な決断さえすればそれは可能だということです。たとえば、数年前にストックホルムを訪れたとき、とても長い年月を経て、久しぶりに市内を流れる川に魚が戻ってきたと聞いたことを思いだします。最近までは産業汚染により全く魚がいなかったのです。しかし、この改善は、その地域の工場がすべて閉鎖された結果というわけでは決してありません。同様に、ドイツ訪問でも、公害を発生させないように計画された産業発展を見せてもらいました。ですから明らかに、産業をやめずに自然界の被害を制限するような解決策は確かに存在するのです。

これは、科学技術に頼ることで、我々のすべての問題を克服できると信じているという意味ではありません。もしくは、技術的な解決策が開発されることを期待して、破壊的な行為を続けられる余地があると信じているわけでもありません。また、環境が解決策を必要としているのではなく、変える必要があるのは、環境に対する我々の態度です。温室効果による大規模な災害のような場合、理論上ではあっても、解決策は存在するのかと私は疑問を持っています。もし可能であるとしても、必要とされる規模の解決策を実行することが実現可能なのかを尋ねなければなりません。天然資源に関してどのくらいの経費がかかるのでしょうか。おそらくとても高額であろうと予想しています。それ以外の多くの分野、例えば人道的な飢餓撲滅などでも、それを実行するためには不十分な基金しかないという事実があります。それゆえ、充分な基金を集めことができるかを議論したとしても、そのような資金不足を正当化するのは道徳的に不可能です。一方で、他の地域では食べることさえできないというのに、工業化した国が有害な行為を単に続けるために巨額の資金をばらまくのは正しいことではありません。

これらすべては、我々の行動の普遍的な方向性を認識する必要性と、これに基づく自制の実践の必要性を指し示しています。この必要性は、人口増加を考える際にはっきりと明示されます。すべての主要な宗教の観点からすると、人口が多いほどよく、いくつかの最近の研究がこれから一世紀の人口崩壊を示唆しているのが正しいとしても、この問題を無視することはできないと今も考えています。僧侶として、これらの問題を論評するのは適切ではないかもしれません。私は、家族計画が重要であると信じています。もちろん、子供を持つべきではないと勧めているのではありません。人の命は貴重な資源であり、やむをえない理由がなければ、結婚した夫婦は子供を持つべきです。責任感なく人生すべてを楽しみたいという理由で子供を持たないという考え方は、とても間違っていると考えています。それと同時に、人口が自然環境に与える影響を考える義務が夫婦にはあります。現代科学技術の影響を考慮すると、これは真実です。

幸いなことに、より多くの人々が、健康的に生活する場を確保する方法として、倫理的自制の重要性に気付き始めています。そのため、最悪の事態は避けられるだろうと私は楽観しています。比較的最近まで、地球に対する人類の行動が与える影響を考える人はほとんどいませんでした。しかし今日では、これが主な関心事である政党まで存在します。さらに、我々が吸う空気、飲む水、数百万の異なる生命形態を維持する森や海、気象システムを支配する気候パターンなどすべてが国境を越えているという事実が、希望の源です。そのことは、どんなに豊かで強い国であろうと、貧しく弱い国であろうと、この問題に関して行動をとるべきだということを意味しています。

個人を考えた場合、自然環境を無視する結果として発生する問題は、我々すべてが貢献できることがあることを強く気付かせてくれます。そして、一人の行動は重要な影響をもたらさなくても、数百万の個人の複合的な行動は確かに影響を与えます。このことは、工業的に発展した国に住むすべての人々が、彼らの生活様式を変えることを真剣に考える時が来ていることを意味しています。再度、これは倫理の問題ではないのです。世界の他の人々が、生活水準を改善するという同じ権利を持っているという事実は、裕福な人々が彼らの生活様式を維持することよりも、いろいろな点で重要です。もし、自然界に取り返しのつかないような暴力 -これがもたらす幸福への負の結果の全て- を引き起こさずにこれを満たすことができるなら、裕福な国は例を示すべきです。かつてないほどに、高い生活水準による地球や人類への負担は、単に大きすぎるのです。


「古代の智慧、現代の世界:新しい世紀の倫理(Excerpt from Ancient Wisdom, Modern World: Ethics for the New Millennium)」(ダライ・ラマ14世 テンジン・ギャツォ著、Little, Brown and Company (イギリス J999)刊、pp 2 J 3-220)からの抜粋

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