インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
今朝、ダライ・ラマ法王は、90歳の誕生日を祝う行事の一環として、全インド・チベット問題支援コア・グループ(All India Tibet Support Groups)が主催する法王の長寿祈願法要に出席された。法王は公邸の門にてチベット支援コア・グループ代表による出迎えを受け、その後、ツクラカンの中庭に設置された法座へと進まれた。
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まず最初に、アルナーチャル・プラデーシュ州のルーパとカラクタンから来た在家修行者グループが、チューに関連した儀式を行い、その締めくくりに法王の長寿を祈願する偈頌を唱えた。
会場では、加持されたお茶と甘いごはんが振る舞われた。
ナムギャル僧院の僧侶たちが偈頌を唱える中、コア・グループの代表者とチベット支援団体幹部の2名が、曼荼羅と仏陀の身口意の象徴を法王に捧げた。
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つづいて、法王の二人の師によってつくられたダライ・ラマ法王の広範な長寿祈願文『不滅の歌』が、まずカイラッシュ・チャンドラ・バウドー氏の先導によりヒンディー語で、続いてチベット語で唱えられた。その後、チベットおよびインドの国旗が法王に献上された。コア・グループの役員たちは法王に敬意を表して、カタと呼ばれる白い絹のスカーフを捧げた。
全インド・チベット問題支援コア・グループの全国幹事、RK・キルメイ氏が参加者に向けて挨拶を述べ、コア・グループのメンバーたちにとって法王が長年にわたっていかに大きな精神的支柱であったかを語った。同氏および全インド・チベット支援グループの役員たちは、今回の長寿祈願法要の記念誌を制作すると発表した。続いて、法王に「カルナー・ラトナ(慈悲の宝珠)」が贈呈された。これは黄金の菩提樹の葉で、一方の面には法輪が、もう一方の面には説法印を結んだ手が象られている。その台座に刻まれた言葉を司会者が読み上げた。
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「カルナー・ラトナは、世界平和、慈悲、そしてインドの古代精神的遺産の振興に生涯を捧げてこられたことへの感謝の意を込めて、全インドのチベット支援グループより、ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォ師に捧げられるものです。私たちは、法王の四つの崇高な使命の追求と、チベットの自由回復に向けた取り組みに対し、揺るぎない支持を改めてここに誓います」
アルナーチャル・プラデーシュ州から来た女性グループが、同州の6つの主要部族の民族伝統、衣装などを披露するパフォーマンスの一環として、歌と踊りを披露した。続いて、タミル・ナードゥ州から来たアーティストたちが、カーリー女神に捧げる古典舞踊を披露し、物語を表現するという南インドの舞踊形式が見事に演じられた。
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その後、400名を超える全インド・チベット支援グループのメンバーが法王の御前を順に通りながら敬意を表した。その間、ナムギャル僧院の僧侶たちは「真実の言葉」を繰り返し唱え続けた。
ダラムサラのインド・チベット友好協会会長、アジット・ネーリア氏が謝辞を述べて会を締めくくった。法王は法座を降りられ、ゴルフカートに乗られると、集まった善男善女に微笑んで手を振りながら、ゆっくりと公邸へと戻られた。










