インド、ヒマーチャルプラデーシュ州ダラムサラ
ダライ・ラマ法王は、米国のマデレーン・オルブライト元国務長官が逝去したことを受けて、同氏の息女であるアリス・オルブライト氏に書簡を送り、哀悼の意を表明された。
「オルブライト氏は、米国務長官として初めての女性であるのみならず、際立った功績によって奉仕されました。米国で文民最高位の勲章である『大統領自由勲章』をオバマ大統領より授与されたことは、他の人々が手本とすべき輝かしい人物であることを象徴しています」
「長年にわたり、私は米国で何度もオルブライト氏にお目にかかる機会に恵まれ、プラハにおいてもバツラフ・ハベル大統領と共にお会いしたことがありました。オルブライト氏が他の人々の自由と幸福に深い関心と支援を寄せてこられた背景には、難民としてのご自身の家族の経験があるからだと思います」