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ダライ・ラマ法王、全米朝食祈祷会にご出席 2015年2月5日

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アメリカ、ワシントンD.C.

ダライ・ラマ法王は5日、アメリカ、ワシントンD.C.で行われた恒例の全米朝食祈祷会に特別ゲストとして出席され、参加者と集まった報道関係者の関心を集められた。上院議員がダライ・ラマ法王を紹介すると、オバマ大統領は両手を組み合わせ、会釈と微笑みで法王を歓迎した。


ワシントンDCで行われた全米朝食祈祷会にて、オバマ大統領のスピーチを聞かれるダライ・ラマ法王 。2015年2月5日、アメリカ、ワシントンD.C.(撮影:AFP)
「私の良き友であるダライ・ラマ法王を心から歓迎します。法王は慈悲を実践する意義を自らの行動で示される力強いお手本であり、全人類の自由と尊厳のために声をあげる力を私達に与えてくれる存在です。私はダライ・ラマ法王のホワイトハウスご訪問を大変嬉しく思います。ダライ・ラマ法王とダレル・ウォルトリップ氏(全米自動車競争協会の元チャンピオン・ドライバー)を同じ部屋にお招きする機会は滅多にありません」
オバマ大統領のこの発言は会場に笑いと暖かな喝采を呼び起こした。大統領はまた、暴力の理由付けとして宗教を使う人々を非難し、「神は自分たちだけに語りかけ、他の人々とは話さない」という観念を捨て、自分の信仰に対して謙虚さもつべきだと語った。

朝食祈祷会の後、法王は、DOST(‘変遷する社会における開発組織’という名称の団体)が主催するパネルディスカッションに参加された。

アメリカイスラム教徒コミュニティとのパネルディスカッションに参加されるダライ・ラマ法王。2015年2月5日、アメリカ、ワシントンD.C.(撮影:ジェレミー・ラッセル、法王庁)
このパネルディスカッションでは、法王とアメリカイスラム教徒コミュニティとの対話の場として、「行動の中の奉仕」というテーマで開催された。パネリストとしてムスリムの高僧サイード・アリ・アルシスタニ師の全権代理人でありニューヨークにあるアルコーエイ財団の指導者であるアル・サフラニ長老、アメリカ平和研究所の中東及びアフリカ地域担当の副代表者マナル・オマール女史、イスラミックレリーフの創立メンバーであるアンワル・カーン氏、急進化を防ぎ暴力的な過激主義に対抗することを目的としたシンクタンクであるマフレヘンの役員フメラ・カーン女史が参加した。討議はDOSTの副代表であるアンバー・ジャミール女史によって開始され、DOSTの役員であるジョン・ピナ氏が司会を行った。

パネルディスカッション開会にあたり、法王は次のように述べられた。

「9月11日の一年後、私は、国立大聖堂で行われた慰霊式典への招待を受け、ここワシントンにいました。恐ろしい行動を行った一握りの人がイスラムを背景とした人物だったからといって、イスラム社会全体を色眼鏡でみるべきではありません。私は慰霊式典の場で、誤った行動をとった少数の人々もって10億人のイスラム教徒全体が同じであると判断することは間違いであると明確に語りました。私は仏教徒ではありますが、イスラム教は間違いなく世界の重要な宗教のひとつだと思っています。

イスラム教徒の友人たちは、善良なイスラム教徒はアラーに愛情を注ぐように、生きるもの全てに愛情を向けるものであり、血を流す人々は本物のイスラム教徒ではない、と私に断言しました。本来「ジハード」という言葉は私たちが破壊的な感情と戦うことを示しています。そういう意味において、私たち一人一人が毎日「ジハード」に従事しているように思います。」



アメリカイスラム教徒コミュニティとのパネルディスカッションにて、パネリスト達と意見交換をされるダライ・ラマ法王。2015年2月5日、アメリカ、ワシントンD.C.(撮影:ジェレミー・ラッセル、法王庁)
法王はまた、イスラム教に対して生じた誤解をとく必要性を強調され、9月11日以降にブッシュ元大統領に宛てた書簡の中で悲劇に暴力で応えないよう希望する旨を書かれたこと、アメリカが民主主義をイラクにもたらそうという動機は良かったが、その手段として暴力を用いたことは間違ったアプローチであったこと、結果として多くの人々が今も苦しんでおり、その状況を変えなければならないこと等を力強く語られた。

アル・サフラニ長老は、イスラム教が慈悲の宗教であり、この慈悲の感覚が他者を救うことに役立っているという法王の言葉に同意し、次のように語った。「私はイラク出身ですが、今やイラクは恐るべき場所になってしまいました。イスラムの規律に反する人々は、イスラムを名乗りながら、イスラム教の最大の敵となっています。」

フメラ・カーン女史は、人々が安全に住むことができる為の属性、信頼を守り、宗教の自由を守り、命を守り、考えの自由を守ることの必要性を語った。



アメリカイスラム教徒コミュニティとのパネルディスカッションにて、バルティ・ハットを被られ、パネリスト達と記念撮影をされるダライ・ラマ法王。2015年2月5日、アメリカ、ワシントンD.C.(撮影:ジェレミー・ラッセル、法王庁)
彼女は、良い生活を送る為に全ての人々にポジティブなメッセージが必要だと強調した。「ジハード」の本当の意味を一般大衆に再教育する必要性について、マ ナル・オマール女史は、最良の方法は実例を示していくことで、それにはイスラム教徒コミュニティの協力が必要だと語った。アンワル・カーン女史が、表現の 自由における限界についての質問に対し、あなたに他人を傷つける自由があるとしても、そうすべきではないと語ると、マナル・オマール女史が「誰かが悪をな すとき、私たちはより善良な反応で応えなければいけません。」と付け加えた。

ジョン・ピナ氏は、チベット人とイスラム教徒からなる聴衆に閉会を告げた。アル・サハラニ長老はダライ・ラマ法王とイスラム社会の人々に長寿と健康がもたらされるように祈るよう聴衆に呼びかけた。法王は、会合参加の記念品として贈られた討論者全員のサインとバルティ帽を享受された。
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