インド、タワンをご出発

2017年4月11日

インド、アルナーチャル・プラデーシュ州タワン

今朝、タワン僧院の中庭はダライ・ラマ法王をお見送りしようとする人々で溢れていた。法王はベランダに続く階段で話をされた。「まず、モン族の方は手を挙げてください」「次に、ブータンから来ている方は手を挙げてください」


ダライ・ラマ法王のお話を聞くモン族やブータンの人々で埋め尽くされたタワン僧院の中庭。2017年4月11日、インド、アルナーチャル・プラデーシュ州タワン(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)
「この三日間、実に多くの方とお会いしましたが、皆さんの熱い信仰には心を動かされました。ラマの役目は教えることであり、私はこの役目をすでに終えました。弟子の役目は学んだことを実践していくことですが、いずれこれも実現されると私は確信しています。昨日も申し上げた通り、『二つの真理』(二諦)の意味を理解し、三宝に帰依することが重要なのです」

「カンギュル(経典)には、約100巻の釈尊の教えが納められています。ナーガールジュナ(龍樹)とその弟子たちは、『般若波羅蜜』(完成された智慧)の教えについて詳細に解説し、その著作は約200巻を超えるテンギュル(論書)に収められています。さらに、チベットの導師たちが著した注釈書が別に2万巻ほどあります。サキャ・パンディタは『明日命を落とすとしても、今日何かを学ぶ価値はある』と言われましたが、まったくもって同感です。私はできるときはいつも勉強するようにしています。どうか皆さんも勉強なさってください」

「今日ここにいる方の多くは、数少ない独立仏教国であるブータンから来ています。皆さん、ようこそおいでくださいました。全体的として、チベットとブータンは歴史的に良い関係を維持してきました。ありがとうございます。タシデレ(吉祥が訪れますように)。またお会いしましょう」


タワンのヘリポートからグワハティに向けて出発される前に、ヘリコプターの乗務員たちと記念撮影をされるダライ・ラマ法王。2017年4月11日、インド、アルナーチャル・プラデーシュ州タワン(撮影:テンジン・チュンジョル / 法王庁)
敬虔な信者たちが道路に並ぶ中、法王はタワンのヘリポートへと向かわれた。法王が乗られたヘリコプターは雲ひとつない空に軽々と飛びあがった。そして、予定通りにルムラ上空を飛び、巨大なターラー菩薩像の上を旋回してからグワハティに向かった。

グワハティでは、アッサム州政府とアルナーチャル・プラデーシュ州政府の代表が法王のご到着を待っていた。法王はグワハティの空港で昼食を召し上がった後、デリー行きのフライトに搭乗された。飛行機がデリーに着いたのは、その日の午後遅くのことだった。

明日の朝、法王はダラムサラに向かわれる。
 

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