笑顔を残されて
日本ご滞在の最終日、ご出発までの短い時間に、ダライ・ラマ法王は台湾やモンゴル、日本在住のチベット人ら数多くの人々と謁見された。(撮影:テンジン・ジグメ)
在日チベット人に向けて、法王は父親のように語りかけられた。「近年、世界中で仏教への関心が高まっている。仏教は我々チベット人にとっても大切な文化であり、関心を向けられて自慢するのではなく、それに恥ずかしくないよう振る舞いなさい。真言を唱えるだけでなく、仏教をしっかり勉強し、他者に正直に、優しく、仏の教えのとおり行動しなさい」(撮影:テンジン・ジグメ)
台湾からの800人とも謁見。中国語通訳を介して法王のお言葉を聴く人々の顔は晴れやかに輝いていた。(撮影:テンジン・ジグメ)
離日
ダライ・ラマ法王は2015年4月14日、13日間にわたる日本でのすべてのご予定を終え、成田空港からインドのデリーに向けて出発された。ご滞在先のホテルには、最後に一目でもお姿を拝見しようと、冷たい雨の降る中たくさんの人々がお見送りに詰めかけた。(撮影:テンジン・ジグメ)